大成機工は、1941年の創業以来、一貫して上下水道・ガス管路の維持管理に携わり、独自の製品・工法を開発し、常に業界をリードしてまいりました。不断水工法により、通水したまま既設管から分岐管を取り出す工事や既設管にバルブを設置する工事を可能とし、「不断水の大成機工」として水道業界では社名が浸透しております。また人の関節のように自在に動く伸縮可とう管「タイ・フレックス」、既設管継手部に取り付け抜け出し防止を図る「耐震補強金具」「フランジ補強金具」「フランジサポート」などは、水道管路の耐震性能向上や長寿命化延命化に大きく貢献し、地盤沈下や地震などから水道管路を守る製品であり“技術の大成機工”として高い評価をいただいております。2021年10月には、国立研究開発法人防災科学技術研究所の大規模実験施設「E-ディフェンス」を用いた地盤崩壊による水道埋設管の挙動実験を実施し、弊社の耐震補強製品の性能が実証できたことにより、弊社製品・技術への期待も大きくなっております。 刻々と変化を続ける今日の社会にあって、立ち止まることなく常にその変化にすばやく対応していくことこそが、私たち大成機工に求められる使命と自任しております。これからも日々技術の研鑽に邁進し、新製品・新工法の開発に積極的な取り組みを続けてまいります。 また、海外展開についても、私たち大成機工は、古くから海外との技術交流にも取り組み、外国企業とのネットワークも拡大を続けております。社是「感謝と報恩への努力」、創業者（矢野信吉）の最後の言葉「原点に戻れ」は、創業以来80年を経ても変わらぬ私たち大成機工の信念として全社員の心に生き続けており、社業を通じて水道業界への恩返しや、社会貢献への取り組みを一時も忘れることなく日々精進し、「管路メンテナンスのトータルコーディネーター」としてお客様のニーズに真にかなう製品づくり、工法開発を続けてまいります。 今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。